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価格(税込み) |
12507012
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輸入盤
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ロッシーニ:小荘厳ミサ曲 - Rossini:Petite messe solennelle - (2CD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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[CD1] 1. キリエ 2-7. グローリア 8-10. クレド
[CD2] 1. 宗教的前奏曲 2-3. サンクトゥス 4. 救いの生贄よ 5. 神の子羊
※録音:2016年9月22-23日 クネヒトシュテーデン古楽音楽祭(ドイツ)、Klosterbasilika Knechtsteden [62:03] ---------- [ドイツ・バロック音楽のスペシャリストたちによる清冽なロッシーニのミサ曲]ロッシーニは晩年に書いたこのミサ曲について「これは老人の最後の大罪」と自嘲しつつも、「心を込めて書いた」と語っています。編成はソリストを含む最小で12名の歌手に、ピアノ2台とハルモニウムという室内楽的な規模。この録音では主に合唱パートをなぞる第2ピアノを割愛し、その一部を第1ピアノに吸収する形で改変しています。注目は声楽陣。1977年に創設されたライニッシェ・カントライ(ラインの聖歌隊)はヘルマン・マックスの指揮でドイツ初期バロック音楽の録音をCAPRICCIOレーベルなどに多数行ってきたアンサンブルです。ここでは2024年から芸術監督を務めるブルヒャルズが指揮を執り、ヴィブラートを抑えた透明度が高く清冽なサウンドと精度の高いアンサンブルによって作品の印象を一新しています。ソリストたちは古楽での活躍が目立つ歌手が揃いますが、時にきわめて雄弁でスケールの大きなオペラ的な表現も取り入れており、清楚なだけに終わらない充実した演奏が展開されています。
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、ニコレ・ピーパー(アルト)、トビアス・フンガー(テノール)、フェリックス・シュヴァントケ(バス)、トビアス・コッホ(エラール=フリューゲル)、クリスティアン・ゲルハルツ(ハルモニウム)、ライニッシェ・カントライ(合唱)、エッツァルト・ブルヒャルズ(指揮)
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12309035
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輸入盤
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1700年前後のコラール・カンタータ集 - Choral Music (Sacred) - BUXTEHUDE, D. / BACH, J.S. / WELTER, J.S. / PACHELBEL, J. / KEGEL, E. - (2CD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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[CD1] ディートリヒ・ブクステフーデ - Dieterich Buxtehude (1637-1707): 1. 汝まことの神よ、我らより取り去り給え BuxWV 78 ヨハン・トプフ - Johann Topf (-1700) 2. 安らぎと喜びもてわれは行く ヨハン・パッヘルベル - Johann Pachelbel (1653-1706) 3. 神のみわざは善きかな ヨハン・ヴァレンティン・メーダー - Johann Valentin Meder (1649-1719) 4. ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを ヨハン・フィリップ・クリーガー - Johann Philipp Krieger (1649-1725) 5. われらが神は堅き砦 エマヌエル・ケーゲル - Emanuel Kegel (1655-1724) 6. わがイエスをわれ離さじ ヨハン・サミュエル・ヴェルター - Johann Samuel Welter 7. ただ愛する神の摂理にまかす者
[CD2] ヨハン・サミュエル・ヴェルター - Johann Samuel Welter 1. イエス、わが喜び ゲオルク・エステーリッヒ - Georg Osterreich (1664-1735) 2. 主イエス・キリスト、真の人にして神よ クリスティアン・アウグスト・ヤコビ - Christian August Jacobi (1688-1725) 3. 来たれ、聖霊、主なる神よ コンラット・ミヒャエル・シュナイダー - Conrad Michael Schneider (1673-1752) 4. 汝平和の君、主イエス・キリスト ヨハン・ゼバスティアン・バッハ - Johann Sebastian Bach (1685-1750) 5-12. キリストは死の絆につかせたまえり BWV 4 Sinfonia Versus 1: Christ lag in Todes Banden (Chorus) Versus 2: Duet: Den Tod niemand zwingen kunnt (Soprano, Alto) Versus 3: Jesus Christus, Gottes Sohn (Tenor) Versus 4: Es war ein wunderlicher Krieg (Chorus) Versus 5: Hier ist das rechte Osterlamm (Bass) Versus 6: Duet: So feiern wir das hohe Fest (Soprano, Tenor) Versus 7: Chorale: Wir essen und leben wohl
※録音: 27-29 February 2019, 3-5 March 2020, Evangelische Kirche Niedereggenen [149:25] ---------- 17世紀後半のドイツで流行したコラール・カンタータ ""Per Omnes Versus""の様式による作品を集めたセット。ドイツ・バロックに力を注ぐcpoらしい企画です。この様式によるカンタータではテキストはすべてルター派コラールの言葉から採られているのが特徴。自由詩等を交えてよりドラマティックな展開を可能にしたカンタータとは一線を画しています。素材が限られるだけに各作曲家の腕が問われるところ。アルバムの最後はこのジャンルの最後の大輪の花と呼ぶべきバッハのカンタータ第4番「キリストは死の絆につかせたまえり」で結ばれます。
ミリアム・フォイアージンガー (ソプラノ)、フランツ・フィッツトゥム (アルト)、ダヴィド・エーラー (アルト)、ハンス・イェルク・マンメル (テノール)、トーマス・グロッパー (バス)、ラルパ・フェスタンテ、クリストフ・ヘッセ (指揮)/Choral Cantatas around 1700) (L'Arpa festante, Hesse
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12309036
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輸入盤
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ブクステフーデ:われらがイエスの四肢 - BUXTEHUDE, D.: Membra Jesu Nostri -
[CPO]
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(在庫1SET)
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ディートリヒ・ブクステフーデ - Dieterich Buxtehude (1637-1707) 1-7. われらがイエスの四肢 Bux WV75 I. Ad pedes: Ecce super montes pedes II. Ad genua: Ad ubera portabimini III. Ad manus: Quid sunt plagae IV. Ad latus: Surge, amica mea, speciosa mea V. Ad pectus: Sicut modo geniti infantes rationabiles VI. Ad cor: Vulnerasti cor meum VII. Ad faciem: Illustra faciem tuam 8. げに彼はわれらの病をにないたもう BuxWV 31
※録音: 22-24 January 2021, Maria am Wasser, Dresden-Hosterwitz [64:10] ---------- ブクステフーデの受難カンタータを収めた1枚。連作カンタータ「われらがイエスの四肢」はブクステフーデ唯一のラテン語詞によるカンタータで、彼の代表作の一つとされるもの。磔刑に処されたイエスの身体の各所に思いを馳せつつ、瞑想的で神秘的なサウンドが時に驚くほどの不協和音を伴って聴き手の心に強く訴えかけます。併録の「げに彼はわれらの病をにないたもう」は、より劇的な起伏を持つ作品。オペラ・ムジカは2011年創設、ドイツ初期バロックの声楽作品に取り組んでいます。ここではSSATBの5名の歌手にヴァイオリン2、ヴィオラ・ダ・ガンバ2、ヴィオローネ、トゥルツィアン、リュートとオルガンが加わり、繊細緻密な演奏を披露しています。
イザベル・シッケタンツ (ソプラノ)、ハイディ・マリア・タウベルト (ソプラノ)、スザンネ・ラングナー (アルト)、トビアス・フンガー (テノール)、フリーデマン・クロス (バス)、オペラ・ムジカ、グレゴール・メイヤー (指揮)/Opella Musica, Meyer
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12504016
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輸入盤
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モンテヴェルディ:救済のマリアのためのミサ - MONTEVERDI, C.: Messa per Maria Salute -
[CPO]
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(在庫1SET)
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アンドレア・ガブリエリ - Andrea Gabrieli (1533-1585): 1. 戦いのアリア クラウディオ・モンテヴェルディ - Claudio Monteverdi (1567-1643): 2-5. 救済のマリアのためのミサ(抜粋) 6. 救済のマリアのためのミサ - クレド(8声のコンチェルタート)(R. ウィルソンによる再構成) 7. Ab Aeterno ordinata sum voce sola in basso 8. Sanctus da Capella 9. Benedictus da Capella 10. Salve Regina - Audi Coelum 11. Agnus Dei da Capella 12. Pianto della Madonna a voce sola 13. Laetaniae della Beata Vergine a due cori
※録音: 29 June - 01 July 2022, Berlin-Wilmersdorf, Lindenkirche, Berlin, Germany [76:43] ---------- 1630年、海の都ヴェネツィアはペストの脅威に襲われます。時のヴェネツィア総督は、聖母マリアにペストの脅威からの解放を願い、「救済の聖母マリア」のための聖堂を建築することを誓いました。1631年になると、ペストの脅威が去り、1631年11月21日、ペストから救済してくださった聖母マリアに感謝をささげるための荘厳なミサが行われることになりました。そのミサの音楽を作曲したのが当時サン・マルコ寺院の楽長を務めていたモンテヴェルディでした。ローランド・ウィルソン率いるドイツの老舗古楽アンサンブル、ムジカ・フィアタと声楽アンサンブル、ラ・カペラ・ドゥカーレがこのミサを再構成し、録音しました。この「救済のマリアのためのミサ」で使用された楽曲がモンテヴェルディのどの作品であったかは明確にはなっていないようですが、ここでは、1641年に出版された「倫理的・宗教的な森」の中から、「グローリア」など主要な曲が選ばれています。各声部が技巧的なフレーズを競うように歌うコンチェルトタート様式による「7声のグローリア」は、輝かしい旋律と祝祭的な雰囲気がまさにペスト終焉を祝うミサにふさわしい楽曲です。また「クレド」は不完全な楽曲をローランド・ウィルソンが復元して演奏しています。他にも超絶技巧的なバスの独唱が聴ける「我、永遠より立てられ」、「アリアンナの嘆き」の歌詞を変えた「聖母の涙」、祈りに満ちた「聖母のリタニア」など充実した楽曲が典礼形式に並べられ、当時のミサに参加しているような体験を与えてくれます。ローランド・ウィルソンは17世紀ドイツ・イタリア音楽の専門家で、1975年に、ピリオド楽器グループ、ムジカ・フィアタを、1992年には声楽グループ、ラ・カペラ・ドゥカーレを創設し、ドイツ・ハルモニア・ムンディやcpoなどのレーベルで、17世紀音楽の重要な録音を残してきました。モンテヴェルディはまさに彼の主戦場。当時、ヴェネツィアで野外での行事で使用されたとされる特殊なトランペット、トロンベ・スカルチアートも使用されるなど、使用楽器にもこだわりがあります。優れた歌い手と超一級の器楽奏者たちによるモンテヴェルディの演奏は格別なものになるでしょう。17世紀ヴェネツィアのペスト終焉を祝う雰囲気をモンテヴェルディの音楽を通して感じることのできる格好の一枚です。
カペラ・ドゥカーレ、ムジカ・フィアタ、ウィルソン(指揮)/La Capella Ducale, Musica Fiata, R. Wilson
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12504017
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輸入盤
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デマンティウス:ヨハネ受難曲 - DEMANTIUS, C.: Johannes-Passion -
[CPO]
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(在庫1SET)
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アンドレアス・ハンマーシュミット - Andreas Hammerschmidt (1611-1675): 1. 祝祭と時間の礼拝 - 第8曲 マドリガル・モテット「ああ、イエスが死んだ」 Fest- und Zeit-Andachten: No. 8. Ach Jesus Stirbt クリストフ・デマンティウス - Christoph Demantius (1567-1643): 2-4. イエス・キリストの受難と死の預言(抜粋) Part I: Furwahr er trug unsere Krankheit Part II: Da er gestraft und gemartert ward Part III: Wenn er sein Leben zum Schuldopfer gegeben hat アンドレアス・ハンマーシュミット - Andreas Hammerschmidt (1611-1675): 5. コンツェルト「我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だが、この方は何も悪いことをしていない」 6. 詩篇第51篇「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」 7. 祝祭と時間の礼拝 - 第10曲 我らが主、イエス・キリスト ダニエル・ゼーリヒ - Daniel Selich (1581-1626): 8. 私の魂は悲しみのあまり死ぬほど クリストフ・デマンティウス - Christoph Demantius (1567-1643): 9. 受難を聴け - 福音書「イエスはキドロンの谷の向こうへ」 ハインリヒ・シュッツ - Heinrich Schutz (1585-1672): 10. 小宗教コンチェルト集 第1部 Op. 8, SWV 282-305 - 第14曲 救いたまえ、キリスト、神の子よ SWV 295 クリストフ・デマンティウス - Christoph Demantius (1567-1643): 11. コラール・モテット「主よ、心より愛しています」 Deutsche Passion, nach dem Evangelisten: Da fuhreten sie Jesum gebunden ザムエル・シャイト - Samuel Scheidt (1587-1654): 12. 宗教的コンチェルト 第4部 - 私は心より願う SSWV 338 クリストフ・デマンティウス - Christoph Demantius (1567-1643): 13. 福音書「そして彼らはイエスを拘束し」 ヨハン・ヘルマン・シャイン - Johann Hermann Schein (1586-1630): 14. コンツェルト「おお、罪なき神の子羊よ」 アンドレアス・ハンマーシュミット - Andreas Hammerschmidt (1611-1675): 15. 祝祭と時間の礼拝 - 第31曲 心よりわれ汝を愛す、おお主よ
※録音: 23-25 June 2022, Flemhude, St. Georg-und-Mauritius-Kirche, Germany [61:58] ---------- ドイツ・ルネサンス最後期の作曲家デマンティウスのヨハネ受難曲は、バッハの作品から100年以上前に作られた受難曲で、ドイツ語による聖書の言葉がルネサンス様式の全編多声音楽で歌われます。これは台詞を合唱で歌う、いわゆる「通作受難曲」というジャンルのもので、デマンティウスの「ヨハネ受難曲」はその代表的作とされています。イエス・キリストの受難の物語のリアルな再現よりも、多声音楽によるテキストの表現に重要度が置かれた受難曲なのです。この録音では、デマンティウスのヨハネ受難曲に、デマンティウスの他の作品や、シュッツ、シャイン、シャイト、ハンマーシュミット、ゼヒリウスといったデマンティウスの後輩に当たるドイツ初期バロックの作曲家の、マドリガーレのようにテキスト表現に注力されたモテットやコンツェルト様式の教会音楽が組み込まれ、受難曲を主体となるルター派の聖金曜日の礼拝を再現するかのように構成されています。名だたる古楽アンサンブルで主力として活躍してきた百戦錬磨のカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダー率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽、主にドイツ音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ている今注目のアンサンブルです。この録音は、当時、ドイツの一部で用いられていたa=465 Hzのミーントーンで歌われています。その高いピッチによって強い緊張感が生み出されたポリハルモニークの歌唱は、引き締まった見事なアンサンブルでデマンティウスの音楽の真髄を引き出しています。ポリフォニックな受難曲の音楽史上の重要度とその面白さを認識させてくれるまたとない一枚です。
アンサンブル・ポリハルモニーク、シュナイダー(指揮)/Ensemble Polyharmonique, Schneider
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12412028
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輸入盤
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ローゼンミュラー:主は言われた/エルサレムよ、主をたたえよ/讃美すべく立ち上がらん - ROSENMULLER, J.: Dixit Dominus / Preise, Jerusalem, den Herren / Surgamus ad laudes (Sacred Concertos) -
[CPO]
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(在庫1SET)
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ヨハン・ローゼンミュラー - Johann Rosenmuller (1619-1684) : 1. エルサレムよ、主をたたえよ 2. 讃美すべく立ち上がらん 3. 主は言われた(ディクシット・ドミヌス) 4. 4声のソナタ第8番 5. うろたえるな、自然よ 6. 信仰の秘密は論争なしに素晴らしい 7. われ喜びに満てり
※録音: 23-25 August 2023, Marienkirche Rotha, Germany [73:14] ---------- ヨハン・ローゼンミュラーはライプツィヒで音楽家として活動していましたが、1655年に不祥事によりヴェネツィアに逃亡。そこで彼はサン・マルコ大聖堂やピエタ慈善院で働き、結果的にイタリアの音楽スタイルを取り入れた新しい教会音楽を生み出しました。彼の作品にはドイツの厳格な対位法とイタリアの情感豊かな表現が融合されており、独唱アリアからアンサンブル、二重合唱を用いた豊かな音のコントラストが特徴的です。彼のラテン語の詩篇や教会音楽の多くはドイツに保存されており、これらはドイツの庇護者のために書かれたと考えられています。特に「Laetatus sum」と「Dixit Dominus」は平和と力を象徴するテーマを持ち、ハノーファー公ヨハン・フリードリヒとの関係からカトリック宮廷での演奏を意図していた可能性もあります。彼の作品の革新性と表現力は当時から称賛され、今日でも彼の作品は聴衆に強い影響を与え続けています。
アンサンブル1684、グレゴール・マイヤー (指揮)/Ensemble 1684, Gregor Meyer (con)
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12409008
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輸入盤
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クイゼアン:荘厳ミサ曲 - CUISEAN, I.: Missa Solennis (A Festive Mass for St. Gereon, Cologne 1663) -
[CPO]
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(在庫1SET)
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1. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー - Johann Jacob Froberger (1616-1667) : トッカータ ハ長調 FbWV 104 2. 不詳 - Anonymous : 入祭唱「Multe tribulationes」 3-4. イオアネス・クイゼアン - Ioannes Cuisean : 荘厳ミサ曲 5-8. 不詳 - Anonymous : 主のすべての聖人らは主を畏れよ アレルヤ 詠唱「Qui seminant in lacrimis in gaudio metent」 セクエンツィア「Maiestati sacrosancte militans cum triumphante」 9. イオアネス・クイゼアン - Ioannes Cuisean : 荘厳ミサ曲 10. 不詳 - Anonymous : 奉献唱「Mirabilis deus in sanctis」 11. イオアネス・クイゼアン - Ioannes Cuisean : 荘厳ミサ曲 12. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー - Johann Jacob Froberger (1616-1667) : 聖体奉挙のためのトッカータ ト短調 FbWV 106 13. イオアネス・クイゼアン - Ioannes Cuisean : 荘厳ミサ曲 14. 不詳 - Anonymous : 聖体拝領唱「Dico autem vobis」 15. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー - Johann Jacob Froberger (1616-1667) : カプリッチョ第7番
※録音: 28-29 October 2019, Kloster Oelinghausen, Arnsberg, Germany [61:06] ---------- このアルバムには、1663年10月10日に聖ゲレオン大聖堂の祝祭式典で演奏された「荘厳ミサ」の再現演奏が収録されています。イオアンネス・クーシャンという人物がケルンの人々のために大聖堂から委嘱を受けて作曲しましたが、その作曲者については手がかりがなく、経歴も一切不明です。楽譜はフランス国立図書館に保管されており、これは1687年にストラスブール大聖堂の聖職者となったセバスチャン・ド・ブロサールが自身で収集していた楽譜を同図書館に寄贈した中に含まれていたもので、恐らくクーシャンはストラスブール大聖堂と何らかの関わりがあったのではないかと推測されています。ケルンを拠点とするジョスカン・カペラは、2024年に迎える創立30周年の大きなイベントとして、この謎めいた作品を取り上げることに決めました。ミサ曲は声楽6名と器楽8名の編成でヴァイオリンやトランペットも加わる華やかな音楽。聖歌部分は男声5名のア・カペラで歌われます。更に同時代のヨハン・ヤーコプ・フローベルガーによるオルガン曲を挿入、壮大な響きを持つ典礼音楽として全体を聴かせます。
ジョスカン・カペラ、マイノルフ・ブリューザー (指揮)、マルクス・マルキ (オルガン)/Josquin Capella, Bruser
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12412029
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輸入盤
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リヒテナウアー:ミサ曲 Op.2 - LIECHTENAUER, P.I.: Masses, Op.2 -
[CPO]
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(在庫1SET)
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パウル・イグナツ・リヒテナウアー - Paul Ignaz Liechtenauer : 1-5. ミサ・プリフィカティオニス B.V.M. Op. 2, No. 2 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei 6-10. ミサ・アスンプティオニス B.V.M. Op. 2, No. 3 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei 11-15. ミサ・S/アントニー Op. 2, No. 5 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei 16-20. ミサ・S・ヨアニス・ネポムセーニ Op. 2, No. 6 Kyrie Gloria Credo Sanctus - Benedictus Agnus Dei
※録音: 9-12 April 2024, Deutschlandfunk Kammermusiksaal, Cologne, Germany [79:15] ---------- パウル・イグナツ・リヒテナウアーは、バッハやヘンデルと同時代の作曲家。主にオスナブリュック大聖堂でオルガニストおよび楽長を務めたことで名を馳せました。彼は1741年にアウクスブルクで印刷された6曲のミサ曲作品2を残しており、これらは演奏が比較的容易であることから、南ドイツやその他のカトリック地域の教会の礼拝で用いられました。各々のミサ曲の名前は曲集の目次に記されており、B.V.M.とはBeatae Virginis Mariaの略語で、これらは聖母マリアの祝日に関連するミサ曲です。またミサ曲第5番の「S. Antonii」はパドヴァのアントニウスではなく、修道院制度の創始者とされる「大修道院長聖アントニウス」を指しています。どれも祝祭的で豊かな音色が特徴で、イタリアの影響が感じられるとともに、後期バロック様式の壮麗さを持ちます。対位法を巡らせた楽曲の中で重要な言葉を歌うソロ・パートにはコロラトゥーラを用いて際立たせるなどの工夫が施され、聞き映えのするものとなっています。
ケルン・アカデミー、ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ (指揮)/Kolner Akademie, Michael Alexander Willens (con)
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10608004
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輸入盤
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ナウマン(1741-1801) : オラトリオ「救われたベトゥーリア」 - Johann Gottlieb Naumann : Betulia Liberata Oratorio in two parts - (2CD SACD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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オラトリオ「救われたベトゥーリア」
マルクス・シェーファー(T)/ネレ・グラムス(S)/ザロメ・ハラー(S)/ハリー・ファン・デル・カンプ(Bs)/ハンス・イェルク・マメル(T)/ヘルマン・マックス指揮/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用) [クロネコDM便不可]
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10605044
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輸入盤
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カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): ハンブルクの祝祭カンタータ集 - BACH, C.P.E.: Herrn Pastors Schafer Einfuhrungsmusik (Hamburgische Festmusiken) -
[CPO]
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(在庫1SET)
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合唱曲「我をあなたの御心に導きたまえ」 羊飼いヤコブ・シェファーのためのカンタータ 合唱曲「我が救い主、我が信念」 羊飼いクリストフ・フリードリッヒのためのカンタータ 合唱曲「アーメン!讃美と賞賛と堅信」
C.P.E. Bach : Hamburgische Festmusiken - Cantatas for Inaugurations -
Chorus - Leite mich nach deinem Willen H 835 Cantata for Pastor Joh. Jacob Schaffer H 821m Chorus - Mein Heiland, meine Zuversicht H 830 Cantata for Pastor Joh. Christoph Friderici H 821g Chorus - Amen! Lob und Preis und Starke H 834
演奏・歌/ルートガー・レミー指揮/レザミ・ド・フィリップ、ヒムリシェ・カントライ
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10510050
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輸入盤
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ブルッフ(1838-1920):独唱者、合唱と管弦楽のための「鐘の歌」 - Max Bruch : Das Lied von der Glocke op.45 - (2CD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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ブルッフ(1838-1920):独唱者、合唱と管弦楽のための「鐘の歌」 ---------- シラーの作品に敬意を表し、1878年に作曲して彼に捧げたというブルッフの珍しい作品。来日時にフルトヴェングラーの交響曲を演奏したことで記憶に残るオーケストラと、オランダ人音楽監督による“ドイツ音楽風味”にあふれた一枚です。
エレオノーレ・マーグレー、アンネッテ・マルケルト、クラウス・フローリアーン・フォークト、マリオ・ホフ、ヤック・ファン・ステーン指揮/シュターツカペレ・ヴァイマール、プラハ・フィルハーモニー合唱団 [クロネコDM便不可]
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10725028
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輸入盤
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シャイト(1587-1654):宗教的コンチェルト集 - SCHEIDT, S: Wies Gott gefallt mirs auch / Kommt her, ihr Gesegneten -
[CPO]
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(在庫1SET)
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どのように神を喜ばせるのか おいで、汝祝福されし者よ − 対話 汝の若き日の女に喜び 何ゆえに悲しむや、わが心よ キリストへ、復活祭の子羊 わが魂よ、今ぞ主をたたえよ エフライムはわが最愛の子なのであろうか われは蘇りなり 今ぞすべての人よ神に感謝せよ ---------- シュッツらと並んで、ドイツ・バロックにおける宗教作品に多大な遺産を残したシャイト。室内カンタータのような性格の「宗教的コンチェルト」はこの作曲家が得意とした分野であり、ウィルソンとムジカ・フィアタ他によって超一級の音楽になっています。
ローランド・ウィルソン(指揮)/ムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・ドゥカーレ
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10512024
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輸入盤
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ヴェッツ(1875-1935): レクィエム - Richard Wetz : Requiem op.50 in B minor -
[CPO]
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(在庫1SET)
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ヴェッツ(1875-1935): レクィエム ---------- ブルックナーの信奉者であったヴェッツの壮大な「レクィエム」は、オラトリオ的な要素もある大作。G.A.アルブレヒトはフルトヴェングラーの交響曲全集など、いくつかの録音もある指揮者です。
演奏・歌/ゲオルク・アレクサンドル・アルブレヒト指揮/ワイマール・チューリンゲン室内管弦楽団、エルフルト・ドームベルク合唱団、ワイマール・フィルハーモニー合唱団、マリエッタ・ツンブエルト(S)、マリオ・ホフ(Br)
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10512022
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輸入盤
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アカペラの楽しみ: オーストリアとスロヴェニアの27の本格的民謡集 - A Cappella Pleasures - (SACD)<br />
[CPO]
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(在庫1SET)
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アカペラの楽しみ: オーストリアとスロヴェニアの27の本格的民謡集
※チャンネル: マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2chステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)/ディスクの種類: ハイブリッドディスク(SACDプレーヤー及びCDプレーヤーでお聴きいただけます) ---------- カウンター・テノールのペーター・パウムガルテンを中心とした声楽アンサンブルが、アルプス地方とスロヴェニアの民謡を歌う、合唱および声楽アンサンブル・ファン必聴の一枚。中部ヨーロッパの民謡を集めた録音は意外に少なく、その意味でも貴重です。
A Cappella Pleasures 27 Authentic Folk Songs from Austria & Slovenia
歌・演奏/シュニットプンクトヴォーカル男声四重合唱団、クヴァルテットVITA
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10810094
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輸入盤
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テレマン:隊長の音楽 1724年 - TELEMANN, G.P.: Freuet euch des Herrn, ihr Gerechten / Geliebter Aufenthalt -
[CPO]
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(在庫1SET)
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1. オラトリオ「主によりて喜べ」 2. セレナータ「愛しい人の傍にいる時は静かな幸せ」 ---------- 1618 年、神聖ローマ皇帝から三度目の自由都市の特権を与えられていたハンブルクは帝国陸軍からの保護を受けることができず、自ら防衛体制を組織しなくてはいけませんでした。市民による自警団は57 人の隊長により保持され、人々は彼らに対して祝祭の宴会を設ける形でその感謝の意を表したといいます。この時のために書かれたオラトリオは、テレマンの全作品の中でも重要な位置を占めているものです。
マグダレーナ・ポドコシェルナ(S)/アントレアス・ポスト(T)/マティアス・フィーヴェク(Br) /エッケハルト・アベーレ(B-Br)/テレマニッシェス・コレギウム・ミヒャエルシュタイン/ルドガー・レイミー (指揮)
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10901069
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輸入盤
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ロゼッティ:宗教作品集 - ROSETTI, A.: Jesus in Gethsemane [Oratorio] / Halleluja / Salve Regina - (2CD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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オラトリオ「ゲッセマネのイエス」 カンタータ「ハレルヤ」 サルヴェ・レジーナ ---------- ボヘミアに生まれながらも、コントラバス奏者としてドイツ各国で活躍。後に名前をイタリア風に改め、エッティンゲンの宮廷楽長として君臨したロゼッティ。彼の名は現在、交響曲や器楽曲作曲家として知られていますが、本質はここに聴けるような宗教曲の作曲家であったに違いありません。劇的かつ神聖な声部の扱い、感動的な音楽、全てが荘重に光り輝く素晴らしい音楽です。ロゼッティの縁の町、メックレンブルク・バロック管弦楽団の共感溢れる演奏で。
ガブリエーレ・ヒールダイス(S)/ルート・ザントホフ(A)/ヤン・コボウ(T)/トーマス・E・バウアー(Br)/北ドイツ放送合唱団/メックレンブルク・バロック管弦楽団“Herzogliche HofKapelle”/ヨハネス・メーズス(指揮) [クロネコDM便不可]
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10810093
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輸入盤
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A.スカルラッティ:オラトリオ「聖チェチリアの殉教」 - SCARLATTI, A.: Il Martirio di St. Cecilia -(2CD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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A.スカルラッティ:オラトリオ「聖チェチリアの殉教」 ---------- 最近まで未発見だったスカルラッティのオラトリオ「聖チェチリアの殉教」。これはチューリヒで発見されたスコアに基づいた演奏です。ローマのバロック時代にもっとも劇的な発展を遂げた作品として、広く語り継がれることでしょう。アージェンタをはじめとした名歌手たちの絶唱もすばらしく、緊張感に満ちたアリオーソから感情たっぷりのアリアに変わるとき、この曲を聴く喜びに満たされるはずです。
ナンシー・アージェンタ(S)/マリネッラ・ペンニッキ(S)/ベルンハルト・ランダウアー(C-T)/マルコ・ビーズリー(T)/イ・バロッキスティ/ディエゴ・ファソリス(指揮) [クロネコDM便不可]
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10802063
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輸入盤
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ジンクフォニカー25周年記念アルバム - Die Singphoniker 25 Jahre - (2CD)
[CPO]
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(在庫1SET)
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ジンクフォニカー25周年記念アルバム「これが最高!」 ---------- ドイツの6人組の男声ヴォーカルアンサンブル、ジンクフォニカーのベスト盤。若干のメンバーの入れ替わりはあるものの、25年間ずっと活動を続け、常にクオリティの高いアルバムをリリースしているドイツの6人組の男声ヴォーカルアンサンブル、ジンクフォニカーのベスト盤です。驚異的なレパートリーと完璧なアンサンブルが持ち味で、(他のレーベルからはサイモン&ガーファンクルまで出しています)ここでも、「You are the sunshine of my life」の次にはレーガーというまさに人を食った選曲がナイス。ちょっと懐かしい気持ちになれる粋な2枚組です。
ジンクフォニカー
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10805017
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輸入盤
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A. J. ロンベルク:メサイア - ROMBERG, Andreas Jakob -
[CPO]
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(在庫1SET)
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A. J. ロンベルク:メサイア ---------- 従弟であるハインリヒの方が若干知名度があるかと思われますが、こちらはヴァイオリニスト、アンドレアス・ロンベルクの作品です。生前はヨーロッパ各地を演奏旅行するなど、名声を誇っていた人ですが、現在ではほとんど忘れられてしまい、この作品が残っていたのはまさに奇跡的です。使われているのは、あのクロプシュトックの詩、曲は荘厳華麗で、終曲のフーガなどにはベートーヴェンの影響もどことなく感じられます。この時代の音楽のスペシャリスト、マックス率いるダス・クライネ・コンチェルトの力演が光ります。
ベロニカ・ヴィンター(S)/マルクス・シェーファー(T)/エッケハルト・アーベレ(B)/ベルンハルト・シェッフェル(T)/インモ・シュレーダー(T)/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンチェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
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10903007
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輸入盤
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フェオ:死者のためのミサ曲/コンフィテボール(わたしは心を尽くして主に感謝をささげる) - FEO, F.: Missa defunctorum / Confitebor -
[CPO]
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(在庫1SET)
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1. ミサ曲 2. コンフィテボール(わたしは心を尽くして主に感謝をささげる) a5 ---------- ナポリの作曲家フェオはその生涯をナポリで過ごし、また働きました。彼の最も成功した作品は1734年に書かれた「聖フランチェスコ・ディ・サレ」でしょう。これらはザクセンのポーランド貴族の宮廷で演奏されました。通常のナポリの教会音楽ではキリエとグローリアのみが演奏されていて、そこに何か付けくわえても、単なる付属物にしか成り得ませんでした。しかし、彼のおかげで人々は新しいスタイルのミサを初めて聴くことができたのでした。
アニヤ・チュークナー(S)/ドロテア・ヴァグナー(S)/ドミニカ・ヒルシュラー(A)/トビアス・フンガー(T)/トビアス・ベルント(Br)/ザクセン・ヴォーカルアンサンブル/バツドルファー・ホーフカペレ/マティアス・ユング(指揮)
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