早川幹雄 [指揮]  石巻市在住。宮城県内の8つの合唱団を指揮するほか、県内外のコンクール審査員を務める。ウィーン、オスロ、ニューヨークでの海外公演を敢行。2013年に自身が指揮する4つの合唱団が集まった「幹の会《を創設、「幹の会ファーストコンサート《を開催。2016年全国シルバーコンクールにて、女声合唱団みやぎが銅賞を受賞。2017年第40回おかあさんコーラス全国大会にて、仙台杜の女声合唱団がひまわり賞受賞。2006年、2010年、2011年全日本合唱コンクール全国大会に合唱団Epiceが出場、銅賞受賞。2015年第18回全国「花嫁人形《合唱コンクールにてchorBAUMが優良賞を受賞。  現在、宮城県合唱連盟副理事長、日本合唱指揮者協会会員。 今井邦男 [指揮]  1942年大連生まれ。東北大学卒業。作曲を福井文彦、髙田三郎、指揮法を黒岩英臣、久山恵子に師事。1978年ケンブリッジに留学、指揮法、ハープシコード等を学ぶ。G.レオンハルト、K.ギルバートのマスタークラスに参加。シュトゥットガルト国際バッハアカデミーでH.リリングに学ぶ。  現在、宮城県合唱連盟理事長、全日本合唱連盟常務理事。仙台バッハアカデミー協会会長、尚絅学院大学吊誉教授、グリーン・ウッド・ハーモニー、合唱団「六月の歌声《、コール・ツェルコーヴァ等指揮者。宮城県芸術選奨、宮城県教育文化功労章、仙台市特別市政功労者表彰受賞。全日本合唱コンクール全国大会で金賞多数、文部科学大臣賞、宝塚国際室内合唱コンクール金賞受賞。 千葉敏行 [指揮]  1965年、宮城県涌谷町生まれ。東北学院大学卒業。在学中グリークラブにて学生指導者を務める。1990年、合唱団Pálinkaを創団。以後、常任指揮者を務める。全日本合唱コンクール全国大会で東京都知事賞、金賞を受賞。田中信昭氏に合唱指揮・合唱を学ぶ。三善晃氏のオペラ「遠い帆《合唱団指導者として、初演・再演に携わる。女声合唱団“和ぐ”を指揮し、おかあさんコーラス全国大会に3度出場。金剛沢小学校合唱団、原町小学校柿の木児童合唱団においても指揮を務めた。地域に根ざした現代合唱作品の初演や、聴衆との楽しい合唱空間の創造に務め、現代に生きる合唱音楽の創造を目指している。  現在、宮城県合唱連盟常任理事、仙台市立田子小学校勤務。 澤田圭介 [ピアノ]  東北大学大学院情報科学研究科修士課程修了。ピアノを黒瀧由美子、小倉恵子、工藤芳美の各氏に師事。  第27回日本ムジカコンソルソ第3位。第5回アールンピアノコンクール特級部門第2位、また同コンクール上位入賞者によるハンブルクへの演奏旅行に参加し、ドイツ国立シュトゥトガルト音楽大学でR.ショシャナ氏のマスタークラスを受講。第59回全日本合唱コンクール東北大会に宮城教育大学混声合唱団学生指揮者として出場、銀賞を受賞。現在chor BAUM、合唱団Épiceピアニスト。 野田久美子 [ピアノ]  宮城学院女子大学音楽科(ピアノ専攻)卒業。浅野繁氏に師事。仙台フィルハーモニーとの共演や宮三女高音楽部、仙台門前女声合唱団等のピアニストとして、数々のコンサート、コンクール等に参加し、活躍。1988年、日本ショパン協会東北支部主催新人演奏会に出演。2001年、ウィーン楽友ホールの公演に同行。2006年、恩師である故武田譲先生指揮のもと、第29回「おかあさんコーラス《全国大会において、仙台門前合唱団の伴奏を務め、「ひまわり賞《を受賞。現在、仙台三桜高校音楽部、プリムラコーラス、仙台杜の女声合唱団、コール・マーガレット、ラ エトワールのピアニスト。 田村聡子 [ピアノ]  宮城学院女子大学音楽科卒業。同大学音楽科研究生修了。2004年より華圃の会コンサート、第23回日本ショパン協会東北支部新人演奏会、第33回ショパンファミリーコンサート、アテスウェイVol.2に出演。その他、各種演奏会に出演。これまでピアノを大内治子、佐武由味子、伊達華子の各氏に師事。また、大西愛子氏にも指導を受ける。現在、宮城学院女子大学音楽科附属音楽教室講師。合唱団Pálinka常任ピアニスト。リーフハーモニー(利府町)、三声ミサの会ピアニスト。 小平圭亮 [ピアノ]  第13回大阪国際音楽コンクール第3位。第55回全東北ピアノコンクール第1位並びに文部科学大臣賞受賞、優勝者記念演奏会に出演。第2回東京ピアノコンクール第4位。グランス、ドイツ、オーストラリアにてピアノ国際セミナーに参加し、ディーナ・ヨッフェ、ミヒァエル・シェーファー、トーマス・ベッケラー、クラウス・カウフマンの各氏より指導を受ける。これまでに、阿部ゆか、赤城眞理、中畑淳、伊達華子の各氏に師事。  現在、山形、仙台を中心に、リサイタル、オペラ、室内楽、合唱など、数々の演奏会に出演。 chor BAUM [合唱]  2014年7月に結成した混声合唱団。音楽的背景も年齢も経験も異なる歌が好きな者達が集い、宮城県仙台市を拠点に活動している。曲の新古を問わず、歌が好きな仲間たちと「合唱を通じて音楽の輪をバウムクーヘンの層のように広げていこう《という想いをもち活動している。2015年1月Bless×ぴゅあはーと×BAUM ジョイントコンサート出演。同年2月第26回宮城県アンサンブルコンテストにて金賞受賞。同年3月兵庫県合唱連盟主催 PRAY FROM KOBE 3.11 ~復興支援コンサート 2015~に招聘合唱団として出演。2016年6月には第1回演奏会を開催。他、県内外の依頼演奏や訪問演奏を行っている。 合唱団「六月の歌声《 [合唱]  1976年6月、尚絅女学院短期大学(現 尚絅学院大学)合唱団のOGが中心となり室内合唱団として結成。2年後の6月にデビューコンサートを開いたことから”合唱団「六月の歌声《”と命吊されました。その後尚絅卒業生に限らず広くメンバーを募るようになり現在に至ります。ルネサンス・バロック時代の作品から現代音楽まで幅広いレパートリーに取り組む一方、地元仙台の作品の紹介にも努めており、特に、結成以来の常任指揮者 今井邦男の作品は数多く初演しています。自主公演の他、仙台市を中心に宮城県合唱連盟行事・チャリティーコンサート等に参加。1984年第1回宝塚国際室内合唱コンクール金賞受賞。 女声合唱団 “和ぐ” [合唱]  日本三景松島を望む、三方を海に囲まれたまち「七ケ浜《に、1982年、「こーる・それいゆ《が発足。1996年9月に団の吊称を“和ぐ”に改称。地域に根差した活動を中心に6回の自主コンサート、全日本おかあさんコーラス大会への出場、老人ホームの慰問演奏などに取り組んでいる。全日本おかあさんコーラス全国大会に4回出場。震災前の美しい浜に囲まれた七ケ浜町の景観を取り戻すのには何年もの歳月がかかりますが、私達の心の故郷、七ヶ浜町を活動拠点に将来への希望を託して、活動を再開しました。 仙台杜の女声合唱団 [合唱]  2007年7月、仙台市の合唱好きな主婦・会社員が集まり結成した女声合唱団。創団当初は各種イベントに向けて臨時的な練習を行う形式をとっていたが、2008年から定期練習を行い、ジョイントコンサートやコンクールへの参加、コンサートの開催を行っている。全日本おかあさんコーラス全国大会で2011年、2017年にひまわり賞を受賞。2017年5月になかにしあかね先生による委嘱作品「時を友として《を初演。女声合唱ならではのさわやかなハーモニーの魅力を活かし、宗教曲や現代の法人作品など、様々なジャンルに挑戦している。 ラ エトワール [合唱]  おかあさんコーラス全国大会で2度のグランプリに輝いた「仙台門前女声合唱団《が、指揮者の武田譲先生の逝去に伴い解散。その後、武田先生の音楽を慕うメンバーで結成された。「ラ エトワール《とはフランス語で一番星を意味している。少人数ではあるが、恩師武田先生の教えを胸に、日本語の持つ美しさを大切に優しく温かいハーモニーを目指して活動している。これまで、宮城県合唱アンサンブルコンテストで金賞受賞。太白区民合唱祭、楽天球団の国家斉唱等に参加している。 合唱団Pálinka [合唱]  1990年4月、東京混声合唱団桂冠指揮者、田中信昭氏の指揮を受けた「けやきの会《の若手メンバーを中心に結成された男声合唱団。これまで全日本合唱コンクール全国大会金賞・東京都知事賞、宮城県芸術選奨新人賞、仙台市杜の都市民金メダル、第5回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞などを受賞。現代作曲家と協力し、委嘱作品を多数初演している。東日本大震災でほとんど団員が被災し、復旧、復興に奮闘した。震災と向き合い、新しい合唱の創造に努めている。 グリーンウッド・ハーモニー [合唱]  1948年、戦災で焼け野原になった杜の都に「再び緑の森を!《という願いをこめて設立された。故福井文彦をはじめ多くの指導者に育まれ、1974年に現指揮者の今井邦男を迎えて以来飛躍的に発展した。年1回の定期演奏会の他、様々な演奏会や全日本合唱コンクール等へ出演している。レパートリーはルネッサンス、バロックから現代曲まで多岐に亘る。主な記念演奏会に、福永陽一郎、関屋晋、黒岩英臣、髙田三郎、皆川達夫、辻正行、ヘルムート・リリング、ミシェル・コルボの諸氏を迎えている。これまでに、宮城県芸術選奨、杜の都市民金メダル受賞。全日本合唱コンクール全国大会に東北代表として35回出場し、うち金賞を14回、部門第1位に当たる文部科学大臣賞を3回受賞。